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序章 世界と神と‐mythology‐

 この世界と私達『人』、そしてその他の種族は、始祖神、創造神、破壊神、終焉神、纏めて《四神》と呼ばれる四人の神様によって創られました。
 この世界と全ての生命を構成する〈マナ〉を生み出している大樹〈世界樹〉もまた、四神によって創られました。そうしてこの世界の基盤を創った後、四神は天上からこの世界を見守っていました。
 けれどある時、四神は互いに争い始めました。そうして、四神は一人残らず、この世界から忽然と姿を消してしまったのです。
 また、時を同じくして、悪魔が現れるようにもなりました。悪魔は四神が居なくなった隙を狙い、この世界を我が物にせんと侵略してきたのです。
 けれども、〈世界樹〉とその守護者達によって、悪魔は退けられました。
 それからはずっと、居なくなってしまった四神に代わり、〈世界樹〉がこの世界を見守るようになりました。

 そうして、現在、この世界があるのです。


  2009.10.29
  2014.09.22改訂
  2018.03.19加筆修正

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